ようやく「習い事」をしている気分になってきたというか、綾香がそれなりの態度を示すようになってきた。ひらがなも漢字も少しずつ覚えていってるけど、国語の7A教材に、「音読」というハンコが押されているのをみて少しドキッとした。綾香はひらがなを認識できるけど、読めないのだ。
というのも、例えば「ふ」は彼女にとって、「ふねのふ」だ。すなわち、「こ」は「こまのこ」で「ろ」は「ろうそくのろ」(ちなみに「ろうそくのお」とか訳のわからないことを言うこともある)で、これで何が起こるかというと、「あし」を読む場合、これは、「ありのあ しかのし」で、「あし」とは永遠に読めないというわけだ。
これで果たして良いものかと先生に相談したら、
「どのお母さんも同じことを悩まれます。いつのまにか、上の部分がとれてしまうので心配しないでください。」とのことだった。なので心配しないことにするけど、いつとれるかなあと楽しみにはしている。
で、今日は母の都合で、3カ月ぶりぐらいに保育園の一時預かりに連れて行ったけど、先生いわく、「まったく問題なし」ということだった。そして、帰りの車のなかでは、「楽しかったね」を連発していた。きっと少しずついろんなことができるようになってきて、綾香も物事により積極的になってきたのかもしれない。
とにかく、これで来週も気兼ねなく預けられるというものだ。
綾香さん、この調子でどうぞヨロシク
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