万葉集にも詠まれる奈良県・二上山のふもとで、翻訳の仕事にいそしんでいます。
大阪に出掛けて大学院生もしています(社会福祉専攻)。雑多な日々の生活で感じた
ことを、徒然なるままに、Ten thousand leaves 目指して綴ってまいりますので、
どうぞよろしくお付き合いください!

2016年06月24日

そもそもの目的

トンデモ都知事の影響で、都議会がリオの視察を中止したとのこと。
理由は報道によると、「世論に配慮して」

うーん、わからん

そもそもなんで視察をしようと思ってたん
次の開催国として、いろいろ学んでそれを活かそうと思ったんじゃないの
ホテル代が高騰しているからって、そんなんわかってたやん!!
いままで何回オリンピックしてるん

とまあ、これは多くの人が思っていることで今更なんだけど、都議会に限らず何らかの組織に属していると、いろんな人の顔を見ている間に、そもそも何がしたかったのかがわからなくなることが結構よくある。本来の目的とどんどんずれていったりする。

その対策としては、とってもベタなんだけど、文章にして紙に書いておくのがいいんじゃないかと思う。【目的】【意義】【現在までの到達点】【達成方法】【今後の課題】みたいな感じで。そして、絶えず検証して、ずれてきたなと思ったら軌道修正をかけるか、そもそもの設定が不適切だったとわかれば、間違ってましたと軽く一言添えて、理由とともに修正案を提示するみたいな。これってまさしく、いま私が大学院で研究を進めていくプロセスにそっくりなんだけどね。

なかには、自腹で現地視察に行こうとしている議員さんもいるみたい。
この人は視察に行く理由を、どっかにしっかり書いているのかも



posted by nara-nara at 08:44| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月18日

なんのために働くか

6月15日付毎日新聞 水説「スイスからの問い」より

すべての国民が生活に困らないだけの一定額を受け取るbasic income(最低限所得保障)の是非を問う国民投票がスイスで実施された。一定額というのは、この場合大人で月約27万円、子どもは約7万円で、文字通り生活には困らなそうな額だ。

結局は76.9%の人がNoと言って否決された(投票率は23.1%で低めだった)のだけど、こういうテーマを机上に乗せたことで、少なくともヨーロッパではいろんな議論を巻き起こしているようだ。その一つが、

所得保障がされると、人は働かなくなるのか。

この質問を日本でしたら、えらい感情論になりそうだ
生活保護バッシングの嵐がすぐに吹き荒れることを考えると、「当たり前だろ」の怒号が聞こえてきそうだ。

でもでも、このコラムにも書いてあったけど、とりあえず生活の心配がないのであれば、人は自分の力を他の人や社会のために使えるんじゃないだろうか。自分の生活で精一杯です!じゃなくて、どうやったら人のため、社会のためになれるんだろうということを考える余裕が出てくるんじゃないのかな。

誰かが適職と天職の違いについて話していた。
人は生きていく分だけは稼がないといけないのだけど、それについては自分の得意とするところを仕事とするのが効率的で、それが適職。天職というのは、給料がどうとかは一切関係なく、自分が楽しいと思えること、それが人の役に立っていると思えるような仕事のことだと。これって私も賛成で、この2つのバランスがうまく取れるような人生って最高だなと思ってる。

国民投票は圧倒的な差で否決されたけど、これを議論できるスイスは、やっぱり成熟した社会なのかな・・・と、議論の余地がなさそうな日本国民として思った。

posted by nara-nara at 08:39| 奈良 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月12日

真田丸展@阪急梅田

土曜日のダンスレッスンの帰りに阪急うめだに寄ったら、真田丸展やっていました。
まさしく老若男女が集っていて、みんな楽しんでました。

これはおそらく昌幸の甲冑で。。。

甲冑.jpg

これがかなりヘンなお姫様!

Aumehime.jpg

ガラケーで撮る写真はちっちゃいなあ。。。

入場料は無料(開催は20日まで)だし、毎週テレビを観られているかたは楽しめると思います


ディオールのミニチュア展もやってます。
posted by nara-nara at 20:21| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 関西のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月01日

オバマ大統領広島演説

先週末の27日(金)にオバマ大統領が広島を訪問、スピーチをされたのだが、複数の人から「あれを聞いて、どう思った?」と聞かれた。私が翻訳の仕事をしているので、英語がわかる人はどう感じるの?ということだったらしい。私がまず感じたのは、「なんて詩的なんだろう!」と思ったのと、「アベチャンでは無理だな」ということ。スピーチの始まりは次の通り。

Seventy-one years ago on a bright, cloudless morning, death fell from the sky and the world was changed. A flash of light and a wall of fire destroyed a city, and demonstrated that mankind possessed the means to destroy itself.

新聞の訳では「晴天の朝、空から死が降ってきて世界が変わりました」となっていたけど(そしてそれは正しいけど)、英語にはまず、bright, cloudless morningというように、雲一つない明るい朝という情景が目に浮かんできて、そして、death fell from the skyと、まさしくそんな美しい空から、死が落ちてくる・・・というような、文学作品みたいな書き出し(言い出し)になっている。

そのあともずっと、ある種の哲学みたいなものが続く。逆に言うと、具体的に何をどうするといったことはない(また、謝罪する/しないといった次元とは異なる文章が続く)。これを不満と思う人もいるだろうけど、私の周囲や報道では、好意的に取られたようだ。

やっぱり、美しい言葉は、人の心を打つのだと思う。音楽みたいに。
そして、美しい言葉を述べたいのだったら、それを持っていないといけないということだし、もっと言うと、その美しい言葉がしっくりくるような立ち振る舞いをしていないと、その言葉がウソに聞こえてしまうのだろう。

今日はそういえば、わが国ではウンザリするようなスピーチが、どっかの議会であったなあ
品格っていうのは、どうやったら備えられるのかなあ。なんか日本の政治家、カッコワルイ。




posted by nara-nara at 22:26| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 世界のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする