万葉集にも詠まれる奈良県・二上山のふもとで、翻訳の仕事にいそしんでいます。
大阪に出掛けて大学院生もしています(社会福祉専攻)。雑多な日々の生活で感じた
ことを、徒然なるままに、Ten thousand leaves 目指して綴ってまいりますので、
どうぞよろしくお付き合いください!

2009年01月27日

奈良観光の課題

今日(1月27日)奈良文化会館で、奈良観光に関するセミナーを聴講した。遷都1300年を迎える奈良では観光に関するイベントがいろいろ開催されていて、この手のセミナーに行くのは私にとっても2回目だったけど、今日のはほんとおもしろかった!講師はJTBの社長、会長をされていた舩山氏。経営者であり、旅行という商品を売るプロの方のお話だったので、とても説得力があって、奈良が抱える問題点や、これからやっていかないといけないことが次々と明らかになって、1時間半があっという間だった。

以下は私のメモ書き。自分が「ほー」と思ったことを、思ったとおりに書いたので、舩山氏の実際のレジュメや使われた言葉とは一致していない。

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平成20年度「第4回奈良県オープンセミナー」
『奈良観光考〜ツーリズム新時代の観光戦略』
講師:舩山龍二氏

[国家戦略としての観光立国推進]

経済が停滞するなかで、「モノづくり」のみに頼らない産業活性化の必要性が生じ、観光立国論が唱えられるようになった。
・2007年1月1日、観光立国推進基本法施行
・ハッピーマンデー(三連休)の目的のひとつは旅行需要の増大

[旅行市場構成要素と規模(2006)]

国内旅行者(日本人が日本国内を旅行):3.1億人
外国人旅行者(外国人が日本国内を旅行):733万人 上記の約2.4%

・これが景観の保護などに対して、日本が積極的にならない理由のひとつ。観光客の半分が外国人というスイスやオーストラリアは反して非常に積極的。

[奈良観光の特性]

1.宿泊客数は全国最下位レベル:年間115万人(大阪1600万人、京都960万人)
2.宿泊施設も少ない:70(大阪232、京都278)
3.稼働率はたったの37%
・少ないうえに稼動していないのは、観光客が春と秋に集中しているから。冬にもっと客を呼び込むべき(阻害要因は何もないはず)。
4.主な観光客は中学校の修学旅行生
・高校では日本史が必須科目でなくなった。旅行を通じて、中学生に日本史を学ぶより多くの機会を提供すべき。
5.宿泊する客は連泊し、高額を支払う
・よい客が付くということで潜在力あり。もっとプロモーションする必要あり。
6.グルメ目的の観光客は皆無
・人気メニューの開発(特にB級グルメ)の必要あり。
・大和野菜、日本酒、お茶を積極的にアピール

[観光客のニーズの変化]

見る、食べる、遊ぶ→体験する、学ぶ、交流する
・古都奈良は大きな潜在力あり
・地域が主体となって、観光客が体験、学べる機会を提供する
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そういえば奈良のホテルでピンと来るとこはないし、「奈良のうまいもの」って何?っていう感じ。それに、福井の永平寺なんて冬がいいって言う人もいるのに、東大寺へはやってこない…。じゃあ奈良には何もないかというと逆で、どんどんそれを掘り起こしていって、磨き上げて、発信していかなければexclamation×2というのが、今回のセミナーの主旨だと私は理解した。

そこで早速。
B級グルメ発掘ということで、豆乳ラーメンを食べた。

豆乳ラーメン.jpg

大和鍋にヒントを得たものらしく、大和野菜に地鶏が入っている。
スープは豆乳クサさみたいなのがまったくなく、さっぱりしていて美味で、私は珍しく飲み干してしまった!

これはまさしくおすすめ!
…なんだけど、B級グルメ発掘は私の担当ではないかあせあせ(飛び散る汗)

「発信」担当として翻訳業にいそしもう。
海外観光客への情報発信は、まだまだ不十分のようだ。


posted by nara-nara at 13:35| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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