万葉集にも詠まれる奈良県・二上山のふもとで、翻訳の仕事にいそしんでいます。
大阪に出掛けて大学院生もしています(社会福祉専攻)。雑多な日々の生活で感じた
ことを、徒然なるままに、Ten thousand leaves 目指して綴ってまいりますので、
どうぞよろしくお付き合いください!

2010年03月08日

地域の教育力

今月の『県民だより』に、奈良県の「地域教育力」再生委員会とりまとめ報告の抜粋が載っていた。例の全国学力・学習状況調査の結果をもとにしていて、それによると、学力は全国平均を上回っているが、基本的生活習慣や規範意識などの項目で課題があるとのこと。例えば夜寝るのが遅いとか、平日に親と一緒に朝食を食べないとか、学校のきまりを守らないとか。

じゃあ、それらの課題にどのように取り組むかということで、「地域の教育力を高めるための4つの方策」というのが紹介されていた。その結論に至るまでの議論を私は一切知らないので、これらの方策は少し唐突感があるような気がしたし、何よりここに列挙するのがちょっとメンドーなので省略してしまうけど、さっきの課題というのは結局のところ親が解決すべきもので、そこに「地域」を持ってきてしまうと、話がややこしくなるのではと思った。

早寝早起きをしようとか、家族で朝ごはんを一緒に食べようとかは、いわゆる「しつけ」の部分だ。親がそのしつけをできなくなってきていて、それをこの頃、「子育て力の低下」とか「家庭力の低下」とか呼んでいるみたいだけど、それを地域で「何とか」できる、もしくはすべきなのかなあ。例えば来年度から「通学合宿」というのを実施して、地域の公民館などで寝泊りしながら学校に通い、食事作りや掃除、洗濯などを自分でいて家族の大切さに気づく機会を与えるということなのだけど、ここまでしないといけないぐらい、家庭は危機的な状況にあるんだろうか。

ある元小学校の先生が、「学校は鉛筆の持ち方を教えるところ、家庭は箸の持ち方を教えるところ」とおっしゃっていて、私もまったく同感だ。そこをごっちゃにするから、「学校で挨拶の仕方を教えてくれない」とクレームをつける親が出たりする。じゃあ地域の役割はというと、学校や家庭という枠を越えて、他者との関わりから生活を学んだり、その中で自分はどういう役割を果たすのかを考えたりとか。。。ちょっと考えがよくまとまらないけど、とにかく、洗濯の仕方は地域の力を借りるのではなくて、家庭でしっかり教えればよいだけの話なのではと思うけど。そうもいかなくなっているのかな。もうやだ〜(悲しい顔)

地域で子どもを育てる、教育するということ自体については、私も並々ならぬ(?)関心を持っていて、自分も何らかの形で参画していきたいと思っている。その手始めに、ちょっと考えていることがあるんだけど。。。この話はまた今度。



posted by nara-nara at 23:22| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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