万葉集にも詠まれる奈良県・二上山のふもとで、翻訳の仕事にいそしんでいます。
大阪に出掛けて大学院生もしています(社会福祉専攻)。雑多な日々の生活で感じた
ことを、徒然なるままに、Ten thousand leaves 目指して綴ってまいりますので、
どうぞよろしくお付き合いください!

2010年11月29日

何に1票するかなあ―スイスの国民投票

昨日配信のニュースより。

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外国人犯罪者を「一律追放」=人権問題の懸念も―スイス国民投票

【ジュネーブ時事】スイスで28日、強盗など重犯罪を犯した外国人を一律に国外追放することの是非を問う国民投票が行われた。政府発表によると、賛成は52.9%と過半数に達し、一律追放の厳罰が承認された。ただ、外国人を狙い撃ちにした法改正は人権問題につながるとの懸念も出ている。
 今回の国民投票は、移民政策の厳格化を掲げる右派の国民党が発議。強盗や性的暴行、社会保障の悪用などで捕まった外国人を、例外なく自動的に国外退去させるよう法改正を求めた。
 政府は、犯罪の程度を考慮した上で、国外追放を個別判断できる現行法で対処可能との反対発議を提案したが、過半数の支持は得られなかった。
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この記事を読んで、かつて6年間(1993〜1999年)ほどスイスに住んでいた過去がある私が思ったことは、@「とうとう堪忍袋の緒が切れたかあせあせ(飛び散る汗)」と、A「いいなあ、国民投票ってもうやだ〜(悲しい顔)」の2つだ。

私がいた頃でも4分の1が外国人で、犯罪や治安の問題がいろいろ議論されていた。
私自身も、チューリッヒで治安が悪いとされているところを一人で歩いていたら、スイス人には見えない人から「シュガー?シュガー?」といってヤクを売りつけられそうになったことはあるし、泥棒にも2回入られた(←犯人が外国人であることが後に判明)。でも、「これはどうにかしないと!」という意見が当時もあった一方で、やっぱり人権保護の意見も強かった。たぶんそれはこれからも継続されて、我慢の限界(?)を越えるようなところは厳しく対処していこうということになったのかなと想像するけど、やっと過半数を越えただけというところを見ると、スイス人全体のコンセンサスということでもなさそうだ。

それにしても、国民投票ができて良いなあ〜と改めて思う。
「国民」には郵送で、大切なことを決める投票用紙が送られてくる。それでも投票率がそんなに高くないこともあるみたいで他国民ながら残念に思うのだけど、これって日本じゃどうしても無理な制度なのかな。いまは世論調査はしょっちゅうやっているけど、週刊誌に載せるアンケート調査と変わらないように思うから、あんまり鵜呑みにしないようにしている。そういう無責任っぽいのじゃなくて、国民が自らの未来を決めるような国民投票って、ジャパンではムリでしょうかexclamation&question

私ならいま、何に一票入れるかな〜。
やっぱり、沖縄にアメリカ軍基地はいらないパンチ、かな。







posted by nara-nara at 15:01| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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