万葉集にも詠まれる奈良県・二上山のふもとで、翻訳の仕事にいそしんでいます。
大阪に出掛けて大学院生もしています(社会福祉専攻)。雑多な日々の生活で感じた
ことを、徒然なるままに、Ten thousand leaves 目指して綴ってまいりますので、
どうぞよろしくお付き合いください!

2011年02月03日

香芝市青少年健全育成講演会

おととい、香芝市青少年健全育成協議会が主催した「児童虐待の現状と課題」という演題の講演会を聴きに行ってきた。一般市民も自由参加できる講演会だったのだけど、開会・閉会のあいさつが教育委員会教育長というもので、聴きに来られていた人のほとんどは、学校関係者の方のようだった。

お話をしてくださったのは、「奈良県中央こども家庭相談センター」の方。いわゆる児童相談所なんだけど、こんな長い名前になっているのは、こども相談と女性相談の両方をやっているからだそう。女性相談というのは、すなわちDV関係とかだ。

香芝市でのんびりゆったり暮らしていると、児童虐待もDVもここには存在しないのではと思えてくる。今回のお話は香芝市に特定したものではなかったので、香芝市の現状はどうなっているのかわからなかったけど、奈良県という範囲では、やっぱり児童虐待の問題は増加もしているし、深刻化もしているそうだ。

講演はいろいろな虐待ケースの紹介から入って、児童虐待の与える影響・要因などの説明があった。児童虐待の要因を、子どもの要因、保護者の要因、環境の要因と3つに分けて説明されていたのだけど、統計では子どもよりも保護者の要因の方が高くなっていた。つまり、親が抱える身体的、精神的、経済的…な問題が、児童虐待という形で現れているということで、だとすると、結局子どもを守りたければ、親をまず救わないといけないということだ。

日々の報道を聞いていると、「それでも親か、人間か」と言いたくなるようなことばっかりだけど、親がそこまで追い詰められていたということなのかもしれない。それに、紹介されたケースは、「自分も殴られて育ってきた。殴ってなぜいけない?」というように、その親の成育歴というのが大きく関わっているのが多かった。つまり、負の連鎖、暴力の連鎖というやつで、いまは加害者である親も、かつては被害者である子だったというわけだ。

話はこのあと、どうやって親や子からのサインを受けとめて、児童虐待を未然に防ぐかという内容に入っていったのだけど、綾香を迎えにいかないといけなかったので、私はここで退室。お迎えに行ったら、そこにはまた違う親子の形があって、なんかそのギャップに少しとまどった。




posted by nara-nara at 14:07| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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