万葉集にも詠まれる奈良県・二上山のふもとで、翻訳の仕事にいそしんでいます。
大阪に出掛けて大学院生もしています(社会福祉専攻)。雑多な日々の生活で感じた
ことを、徒然なるままに、Ten thousand leaves 目指して綴ってまいりますので、
どうぞよろしくお付き合いください!

2016年06月18日

なんのために働くか

6月15日付毎日新聞 水説「スイスからの問い」より

すべての国民が生活に困らないだけの一定額を受け取るbasic income(最低限所得保障)の是非を問う国民投票がスイスで実施された。一定額というのは、この場合大人で月約27万円、子どもは約7万円で、文字通り生活には困らなそうな額だ。

結局は76.9%の人がNoと言って否決された(投票率は23.1%で低めだった)のだけど、こういうテーマを机上に乗せたことで、少なくともヨーロッパではいろんな議論を巻き起こしているようだ。その一つが、

所得保障がされると、人は働かなくなるのか。

この質問を日本でしたら、えらい感情論になりそうだ
生活保護バッシングの嵐がすぐに吹き荒れることを考えると、「当たり前だろ」の怒号が聞こえてきそうだ。

でもでも、このコラムにも書いてあったけど、とりあえず生活の心配がないのであれば、人は自分の力を他の人や社会のために使えるんじゃないだろうか。自分の生活で精一杯です!じゃなくて、どうやったら人のため、社会のためになれるんだろうということを考える余裕が出てくるんじゃないのかな。

誰かが適職と天職の違いについて話していた。
人は生きていく分だけは稼がないといけないのだけど、それについては自分の得意とするところを仕事とするのが効率的で、それが適職。天職というのは、給料がどうとかは一切関係なく、自分が楽しいと思えること、それが人の役に立っていると思えるような仕事のことだと。これって私も賛成で、この2つのバランスがうまく取れるような人生って最高だなと思ってる。

国民投票は圧倒的な差で否決されたけど、これを議論できるスイスは、やっぱり成熟した社会なのかな・・・と、議論の余地がなさそうな日本国民として思った。

posted by nara-nara at 08:39| 奈良 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月12日

インターネット営業

昨日は香港より、インターネットを通して新規のご依頼。

やっぱりインターネットってすごいよね

と思う今日この頃。

昨日のご依頼も、Are you available now? の一言から始まり、Yesと答えたらすぐにjob descriptionが送られてきて、6時間後に納品した(日本語のチェックでした)。まあ、これってちょっと前まではあり得なかった話で、ほんと、インターネットが使えるようになってからは、仕事の仕方も、そして生き方も激変したように思う。これは大学の研究でも一緒で、海外文献なんかも家のパソコンで検索したらすぐに見つかるし、それができない人は、できないヤツになる

これからも、お仕事や研究を通じて、しっかり世界とつながっていたいなあと思っております





posted by nara-nara at 09:51| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月04日

T-for-Kids

いつの間にか綾香の話だらけになっているこのブログとボランティア関係は切り離したほうがよさそうなので、取り急ぎ別ブログを作りました。英語の投稿もするようになるかと思うのでBloggerで。

T-for-Kids(仮称)ですが、「こんな5秒で考えたような名前(←事実あせあせ(飛び散る汗))はやめとけ!」というお怒りのご意見を頂かない限りはこのままかな。

でも、金曜日に募集して現時点で10人ぐらいご応募いただいてます。
なんかね〜。政治の世界とか、ちょっとワケの分からないことが起こったりするのは確かなのだけど、やっぱり日本っていい国かもしれないって、こういうときはまた思ってしまいます。人間ってスゴイとも。

激白してしまいますが、私は実は「ボランティア」ということばはあまり好きではなかったです。
特に翻訳は、自分は絶対にボランティアではやりたくないと思ってました。だって、自分はそれでお金ふくろを稼いでいるのだから。でもそうじゃないことがあるって、福島へ行って思うようになったんだよね〜。うまく言葉では説明できませんが…たらーっ(汗)今回応募されてきた方も、「こういう機会を与えてくれてありがとう」って言ってくださるんだけど、ほんの少し前まで、私には絶対に口にできなかった言葉です。やっぱ、スゴイ人がたくさんいます。日本はダイジョウブ手(チョキ)

ということで、ボランティア関係はT-for-Kidsでわーい(嬉しい顔)

posted by nara-nara at 11:24| 奈良 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月02日

ボランティア翻訳者募集

もろ仕事関連でこのブログを使うのは初めてかもしれませんが…


会社として、個人として、被災地をはじめとする「世界の子どもたちのために」をモットーに、ボランティア翻訳者を募ることとしました。


まずはセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンさんより、東日本大震災の活動レポート英文和訳の案件が入っていますので、手伝ってくださる方を募集いたします。


5日(月)原稿渡し7日(水)納品で、可能な翻訳量を担当いただきます。
今回は急な案件ですので、翻訳経験者のみの応募といたします。
お手伝いいただける方は4日(日)までに、info@english-hands.com 宛、略歴と翻訳サンプルをお送りください。


なお、ボランティア活動については、今後も継続的に行っていきますので、ご興味のある方は随時ご連絡ください。


以上、よろしくお願いいたします。




posted by nara-nara at 11:59| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月14日

的を得た

。。。

じゃなくて、

「的を射た」

なんですね。


忙しくてなかなかブログを更新できないので、翻訳中(5分前)に発見した学びをここで。
(「的を得た」は、当然辞書にはありませんでしたあせあせ(飛び散る汗)

それでは仕事に戻ります。

綾香は今日は「なかよし(延長保育)」です。

posted by nara-nara at 10:45| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月02日

晴耕雨読

ちょっと前の記事なんですけど。。。





私も、そして世の中の多くの人も、岡田監督はサッカーでの戦いに疲れ果てて、自然と向き合う農業がやりたくなったものとばかり思っていたのだけど、「晴耕雨読」の誤訳かあ。

笑いたいけど、笑えんなあ。。。もうやだ〜(悲しい顔)


posted by nara-nara at 13:07| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月20日

誤訳はコワイ

17日の記事だけど、『裁判員裁判、通訳人の誤訳やはり頻発 外国人被告に「悪い印象」』の見出しの記事が。


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法廷通訳人を介して行われる外国人被告の裁判員裁判で、危険性が指摘されてきた「誤訳」が現実問題として浮上している。裁判員裁判は連日、終日行われるうえ、口頭での立証が中心になるため通訳のウエートが大きく、制度開始前から危険性が指摘されていた。大阪地裁で昨年11月に行われたドイツ国籍の被告の裁判員裁判では、判決後の鑑定で誤訳が頻発していた実態が明らかになり、6月2日に始まる控訴審では、誤訳の許容範囲が争われる事態になりそうだ。(つづく)
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類似業者であり、法廷通訳人という仕事に興味がないわけでは決してない私としては、「やっぱりきたか。。。」という重ーい気分になった。

もちろんこれは、見出しにあるように「悪い印象」を与えたからいけないということでもなく、裁判員制度だからということでもなく、誤訳されたために、間違った情報に基づいて判決が下されることがいけないわけで。もうやだ〜(悲しい顔)そしてそれは、単なる言い間違いで済む話しではなく、人の人生を左右するから大変なわけで。もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)

だから法廷通訳人は優秀な人がならないと!っというのは簡単だけど、いわゆる被告人となった外国人には、翻訳・通訳業界でいう「マイナー言語」の人が多いようだ。そうなると、その言語を操れる通訳人の絶対数が日本にはそもそも少ないし、それが裁判用語もバッチリなんていう人が多数いるとは思えない。それに何より、まだ日本では法廷通訳人制度がきちんと確立されていない。つまり、ある意味つな渡り状態で外国人の裁きが行われているっていうことだ。

「人権擁護」
否定をする人は誰もいないけど、長ーい歴史を経ても、まだまだ実現されないことのひとつのようだ。
私もまさかどっかで、「人権否定」するような誤訳をしてないかな〜。あせあせ(飛び散る汗)お気づきの方はご連絡を。



posted by nara-nara at 13:53| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月24日

時間の流れるスピード

この前ドイツからメールがあった。
翻訳の依頼なのだけど、なんと2008年にいただいた案件の続き。ふらふら

どういうことかと言うと。。。
依頼主はドイツの出版社。米国在住のアメリカ人著者の本を翻訳するというものだったのだけど、この著者はパソコンを持たず、よってメールもできず、唯一のコミュニケーション手段はファックスだった。原稿はいろいろと問題があって、著者とひとつひとつ確認しながら翻訳を仕上げていかないといけなかったのだけど、その先方のファックスがとうとう壊れた。がく〜(落胆した顔)で、著者と連絡が取れなくなったと出版社と版下作成の業者(←翻訳原稿の届け先)に伝えたのだけど、誰もウンともスンとも言わない。それから月日が流れ、先日出版社から受け取ったメールには、「前に渡した原稿に追加があるので、翻訳をよろしくお願いします」と。がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)

それで、すぐに返事をして、いったいどうなっているのか、ファックスはどうなったかと聞いたら、1週間以上も返事が来ない。「またかよ〜」と思って版下の業者にも連絡したのがおととい。そしたらその担当者さんが出版社に電話してくれて、それで今日明らかになったのが、出版社は一度私に「ファックスは使えない」という内容のメールあせあせ(飛び散る汗)を送っていたらしいが、私は何らかの理由でそれを受け取っていないこと、そして、著者への質問については、その出版社にメール送信したら、それを著者の友人に転送してくれて、その友人が直接著者に伝えるということだった。(もちろん、返事をもらうのはその逆のルートを通じてということになる)

自分の感覚を基準にしてすべての物事を判断してはいけないということはわかっているけど、ホント、時間の流れ方は人によってだいぶん違うみたい。仕上がるのは2012年だと思っとけば、気をもむこともないのかなあ。。。たらーっ(汗)とりあえず請求書は先に送るとするかexclamation



posted by nara-nara at 18:07| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月25日

あり得ないよな

23日にこのブログ(seesaa)のメンテナンスが実施された。
案内は来ていたのだけど、すっかり忘れていて朝アクセスしようとしたら、午後2時までメンテナンスで使えないとのメッセージ。なので、午後2時過ぎに再度アクセスしたら、午後2時が取り消し線で消されていて、午後5時となっていた。がく〜(落胆した顔)で、午後5時過ぎにもう一度アクセスしたら、5時までではなくて5時からになっていて、おまけにいつ終了するのかは明記されていなかった。がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)

これって私の仕事でいうと、お客さんに最初は「2時までに原稿お届けしますんで」と伝えておきながら、「すみません、やっぱり5時まで待ってもらえますか」と言い、5時になって「いまからこれやりますんで」というのと一緒で、それはあり得ないんじゃないかと思った。(想像しても怖いあせあせ(飛び散る汗))それも、相手に一言も文句を言わせないで、だ。

まあ、私の場合はブログを更新しようがしまいがどうてことはないのだけど、ビジネスでかなり依存してる人たちとか結構困ったんじゃないかなあ。気を取り直して昨日の24日もアクセスしたけど、こういう事情でアクセスが殺到しているのか時間がものすごくかかって、私はとっとと諦めた。つまり、2日間は支障ありの状態だったのだけど、実はこれは初めての経験ではなくて、前に使用していたブログも似たようなことがあった。そのときは腹が立ってさっさと引っ越してしまったのだけど、こういうのって、この業界ではよくあることなんだろうか。知り合いで似たような業界で働いてる人が、「その納期では無理だと最初からわかっていても、その納期を設定して仕事を進める」みたいなチンプンカンプンなことを言っていたけど、特定の業界ではこれが「当たり前」なのかな。

23日に書こうと思っていたのは自民党の審議拒否のことだったんだけど。。。まあ、メンテでも審議でも翻訳でも、自分の受け持った仕事はしっかりやろうっていうことですわ。キスマーク






posted by nara-nara at 14:04| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月27日

確定申告と私の思い出

社員が私ひとりというわが社(!)の年度末は12月末なので、ただいま確定申告の書類をせっせと作成中。

しかし、10年前はスイスの銀行(日系)でリスクマネジメントなるものを担当していたなんて、自分でも信じられなくなってきた。もうやだ〜(悲しい顔)毎日財務諸表とかをチェックして、ディーラーがヘンな取引していないかとか、満期が来ている証券の処理ができているかとか、経理ミスがないかとかを確認していたのだけど、自分のミスはなかなかチェックできないようで。。。あせあせ(飛び散る汗)

自己嫌悪に陥りながらも、この作業自体は決して嫌いじゃない。
微増している売上高にほくそ笑みながら、「そう言えばこのお仕事はあの人と一緒にしたんだなあ」とか、「打ち合わせで街に出れたのは楽しかったなあ」とか、いろいろ思い出にふけりながら数字をはじき出している(ので、ミスをするたらーっ(汗)


ことば同様、数字も結構話しかけてくるみたいだ。ぴかぴか(新しい)



posted by nara-nara at 16:31| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月18日

ちょっと仕事の話

実のところ、主に仕事の話をしようと思ってこのブログを始めたのだけど、「いまこんな翻訳をやっています!」みたいな話はお客様との守秘義務の関係でなかなかできなかったり、「こんな失敗をしてしまいました。。。」みたいな話は自らで営業妨害をしているようだし、一緒にお仕事をしている人たちのこともなかなか話しづらいしということで、結局仕事のことはほとんど書かず、ブログはすっかり綾香の育児日記となってしまっている。ダッシュ(走り出すさま)

なので今日はとっても久々の仕事の話。ペン
おとといの夜、ドイツの翻訳会社から仕事のオファーがあった。もう何年も前からこの会社の下請けのようなことをやっていたのだけど、綾香の育児にもう少し時間をかけられるよう、仕事を効率的に進めたいという思いから、以前やっていたドイツ語業務は行わず英語業務のみに特化したところ、当然のことながらその会社からのオファーは激減した。この会社は超有名国際企業をクライアントに持っていて、そういった企業の内部資料や経営関連資料を翻訳するのはとても勉強になっていた。それができなくなって残念なのは残念なんだけど、実際英語のみとしたことで、私個人としては仕事がスムーズに進むようになった。

で、先日のそのオファーは英語を日本語に訳す仕事で、やっぱり国際的に展開している企業の社員向け資料。「おっと久々だね〜」と仕事をもらえて喜んだのはもちろんだけど、それよりうれしかったのが、仕事を承諾したあとに届いた先方からの返信。「やっと英語の仕事のオファーができてよかった」という内容だった。先方とは例にもれず、ネット上で知り合ったので実際にはまだお会いしたことがない。それにドイツの会社なんだから、ドイツ語をやらないという下請けのことなど気にしなくていいと思うんだけど、Just a wordというタイトルでこういうメールを送ってくれた。

メールの締めくくりはfrom Bonn。
ドイツは今頃、クリスマス一色できれいだろうなあ(寒いけど雪)。

メリークリスマスとは書いていなかったけど、サンタにプレゼントプレゼントをもらったような気分になった。


posted by nara-nara at 14:32| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月15日

1週間のまとめ

先週はいつになく仕事が忙しく、ブログ更新もままならぬ状況で、綾香もくもんの日の木曜日を除いては、9時から4時まで保育園で一時預かりしてもらってた。

「お願いだから風邪をもらって来ないでくれ〜」
「お願いだからぐずらないでくれ〜」

という祈りの心境だったけど、綾香は少なくても昨日まではすこぶる元気で、保育園でも先生曰く「超ご機嫌」だったらしい。そのおかげで仕事は一段落して一息ついたところだけど、今朝彼女は熱を出した。

何と言うか、親思いと言うか、今日まで熱を出さないで頑張ってたのかなと、勝手な想像をして複雑な心境になってしまう。私も風邪の治りかけでまだ咳が出るのだけど、コンコンとやるたびに「ダイジョウブ?」と背中をさすってくれる彼女を見てると、ほんと誰に似たんだろうと思う。

やっぱ私か。


…とまあそれはさておき、今週は「綾香優先」で行く予定。
ということで、「家事・オット」は、早速優先リストから除外した。手(チョキ)

さあまた1週間ガンバロウ。パンチ



posted by nara-nara at 16:24| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

笑えない理由

上海が万博を前に街に溢れる英語の誤訳一掃に着手し始めたとのこと。誤訳の内容には笑ってしまうものも多いけど、あんまり大きな声では笑えない。あせあせ(飛び散る汗)





というのも日本にだって、マシになったとは言え、まだまだこういうのがたくさんある。英語で書くのがカッコイイとい神話もいまだに存在するのか、レターセットなんかの文房具にちょこっとした英文が書いてあることが多いけど、英語を仕事にしている以上、これで手紙は書けませんというのがわんさかある。


それに何より・・・

私もいまだに誤訳する。たらーっ(汗)



それが一番笑えない。もうやだ〜(悲しい顔)


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2009年08月13日

ひっこめられないことば

おとといの記事だけど、クリントン国防長官が激怒、だったらしい。
コンゴで行われた公開討論会で、男子大学生がクリントン国防長官の意見ではなく、夫の元クリントン大統領の意見を求めたことに対してブチ切れたらしい。





でもこの話には続きがあって、実は、これは通訳者が「オバマ大統領」を「元クリントン大統領」と誤訳したことがわかった。どんっ(衝撃)オーマイゴッドだ。だから私は通訳の仕事は嫌なのだ。話者の流れのままにコトは進んでいって、通訳者の都合でもう一回巻き戻したり、言い直したりするのが難しい。その点、翻訳は納期さえ間に合えば何回も見直せるし、間違っていたら書き直せばいい(←それでもまだミスが残っていたりするけどあせあせ(飛び散る汗)


そもそも私は「失言」が多い。
あとで「あんなこと言わなければよかった」と思えるならまだしも、それが失言だったとはまったく気が付かないときも結構あったりする。それにかなり主張も強くて、これはいまでは笑い話に近いけど、通訳をしていたときに、その人の意見がどうしても受け入れられなくて、「それは違うんじゃないか」と言ってしまったこともある。たらーっ(汗)まあこれは、その人が顔見知りだからできたことでもあるけど、やっぱり通訳者としてはしてはいけないことだったと、10年近くたったいまでは素直に思う。


結局誤訳だとわかって、あとでその大学生とは和解したらしいけど、この通訳者の人はいま、何を思っているんだろうな。私ならまだ十分引きずっていそうだけど、でも大学生にとっては、ラッキーだったと思う。あのクリントンさんの感情を激しく揺さぶったあとでの和解。彼の将来にとって、何か大きなヒントをつかんだんじゃないかな。いいなあ、こういう経験ができて。



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2009年06月09日

翻訳はサービス業?

この前何気にテレビを見ていたら、一足30万円というオーダーメイドのクツを作っている女性の職人さんが紹介されていた。イギリスの学校で製靴を学ばれたそうだけど、そのときに作ったクツはいまでも持っていて、失敗したときなんかはそれを見て、「これよりはマシだな」と思って気持ちを立て直すそうだ。

最近、私もちょっと失敗が目立って落ち込み気味だったけど、みんな同じようなことで悩んでいるんだと知って、少し気が楽になった。でもそうなると、翻訳って本当にサービス業なのかなと思ったりする。できるだけいいものにしようとコツコツ作業して、お客さんからのフィードバックをもらって手直しして…ということを繰り返していると、無形のサービス業というよりは、有形のモノづくり、職人技に近い気がする。


どうでしょう。

posted by nara-nara at 09:30| 奈良 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月16日

運がいいとき、悪いとき

運がいいときって、仕事で大失敗しても許してもらえる。

その反対に、運が悪いときって、小さな失敗でもこっぴどく叱られる。


こんな風に感じるのだけど違うかな。


私はただいま最強の運にあり。パンチ
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2009年04月30日

休みは休もう

今朝の産経新聞朝刊に、「鬱病 不況で症状が改善」という記事が出ていた。鬱病を患っていた働き盛りの30代、40代のサラリーマンを中心に、不況で職を失ったり、仕事量が減ったりしたことで、逆に症状が改善するケースが増えているというのだ。記事にも「不況はチャンス」とあったけど、どんなことも、必ず良い面と悪い面があるという明確な例のひとつ、って感じの記事だなと思った。

その記事で紹介されていたクリニックの院長のことば。

「追い立てられるように仕事をしても、幸せになるとは限らないという現実にやっと気づき始めた。…一番大事なのは、弱さ、惨めさといった自分のマイナス面としっかり向き合うこと」

私もこのあたりのことは心がけているつもりで、あまり余裕のない仕事の仕方はしないようにしているけど、不測の事態が起こったときなんかは、それこそ追い立てられるように仕事をする。で、結果良かったかというと、そうではないことがほとんどだ。それに、今でなくていいことを、今やらないと気がすまないようなとこもあって、きっとこのあたりが、余裕をなくすときの原因にもなっているんだろう。


なので、GW本格突入を前に、ここで小声で宣言。

「休みは休みます」

GW明けが納期の仕事がいくつかあるけど、今日、明日でできるだけ先に進めておいて、あとは思いっきり遊ぼうexclamation×2以上、「休みます」宣言でした。

posted by nara-nara at 09:45| 奈良 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月08日

商売道具

いま商売道具のパソコンが死にかけている。あせあせ(飛び散る汗)

毎朝、綾香が「おかあさんといっしょ」を観ている間にパソコンを立ち上げて、私の勤務時間が始まるのだけど、電源は入るものの、Windowsの旗みたいなマークがひらひらしたあと、真っ暗になってウンともスンとも言わない。何回繰り返しても同じで、真っ暗になるたびに私も暗くなり、背筋がゾゾーッとするのを感じた。がく〜(落胆した顔)

「これからミドリ電化に行くべきか」「それともどっかのカスタマーセンターに電話するか」と、いろんな思いが巡ってパニック状態になりそうなのを抑えつつ、とりあえず指示を仰ごうとオット(←システム系営業)に電話。そしたら、オットが、「それは一週間以内に死ぬ」と不吉な予言を残して電話を切った。

まあ、そうこうしているうちに、なんとか命をつないで、通常の画面にたどり着いてくれた。それで、いま取り掛かっている仕事のファイルのバックアップをとって、とりあえずは一安心。そしたらまたオットが電話をかけてきて、新しいノートパソコンが手配できたと言う。いつもそうなのだけど、オットは自分の本来の仕事ではないとことでは、すこぶるフットワークが軽い。なんでそのフットワークを自分の仕事に活かさないのかと私は不思議に思うのだけど、まあ、私としては安価ですぐにパソコンが手に入るならそれで問題ないので、ここではいつもの嫌味は言わないことにした。

しかし改めて、私は「パソコン命」である。
パソコンがなければ何もできず、仕事も成り立たない。
じゃあ、パソコンを大切にしてあげているかというと、それはいつも綾香の手の届くところにあって、画面はねっちょり、キーボードの間に何かのカスが詰まってる。ソフトケースに入れているときも、いつの間にか綾香がその上に乗っていて、楽しそうに歌を歌っている。るんるん

これじゃパソコンもやってられないだろう。
イチローがバットを磨くように、私もパソコンを大切にしてあげないといけないなと改めて反省。バッド(下向き矢印)

ごめんなさい、パソコンさん。
あともうしばらく、どうぞよろしくお願いいたします。
posted by nara-nara at 11:53| 奈良 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月20日

「ノーキ」は世界の日本語?

図書館に行ったら、麻生太郎氏の『とてつもない日本』という本が目に留まった。今読んだら結構おもしろいかもと思って、ちょっと読んでみると、まずは次のエピソードで始まっていた。

インドでのODAによる地下鉄建設の現場にて。
日本人とインド人の技術者が協働するのだけど、インド人が驚いたのが、日本人が常に「納期」という言葉を口にして仕事をしていて、いい加減だった自分たちも「ノーキ」という言葉を使うようになり、そして結果として、大プロジェクトが二ヵ月半前倒しで終了したとの話。そして、日本から得たものは、資金・技術援助だけではなくて、働くことに対する価値観、労働の美徳という、「日本の文化」だったと述べられている。

これはやっぱりいい話で、そのプロジェクトに携わった方々は、こういった影響の与え方をインドでされて、とても素晴らしいと思う。でも、納期を守れるのが日本の文化かどうかは。。。たらーっ(汗)

私は結構、納期には厳しいほうかもしれない。
それは私が日本人だからかと言うと、それよりはスイスでの経験が大きく影響しているように思う。金融の街、チューリッヒで私は、「英語と経理ができます手(チョキ)」と高らかに宣言しながら、100社ぐらいに履歴書をばらまいて、日系の金融機関での就職口を得た。でも、英語はともかく、経理は将来何か役に立つかもしれないぐらいの感覚で日商簿記を独学で勉強していただけで、実践経験はまったくなかった。それに何を隠そう、私は数的感覚というのが恐ろしく鈍い。なのに大法螺をふいた結果、バブルの影響もあって見事経理担当になり、そして私はとっても苦労した。

まず、日本の企業とまったく違うのは、残業をする人がほとんどいなかったこと。「残業をしている人=時間内に仕事を終えられなかった無能な人」という図式が、くっきりはっきり社内に出ていて、実際のところ、よくできる人から順番に帰宅していったように思う。そしてその後、この人たちが何をしているかというと、さらにスキルを高めるべく、何らかの学校に通っていたがく〜(落胆した顔)。私が所属していたセクションでも、半分がこのアフタースクールならぬ、アフターオフィス派だった。

で、私はと言うと、仕事が終わらなくて定刻で帰れないことがままあった。学校の補習で、できた人から帰っていって、なかなか終わらない生徒が半泣きになりながら教室に残っているという、まさにあの感じだ。私は何てアホなんだろう…と自己嫌悪に陥ることも多かった。たぶん、この頃の感覚が、まだ今でも私の中のどっかに残っていて、納期を守るというのは、私の最優先事項のひとつになっている。納期が守れないのは、私にとって、とってもカッコの悪いことなのである。

だからこれが日本の文化だと言われると、若干違和感がないこともなく、実際、あんまり気にならない日本人も結構いるし、イメージ的に納期を気にしなさそうなラテン系の人でも、納期に無茶苦茶厳しい人もたくさんいるに違いない。

まあ今日の結論として、日本人としての誇りは大切に持ち続けたいと思いながらも、日本人だから、インド人だから、という話の進め方は、特にいまみたいな世の中では、とっても難しいように思う。やっぱり、その人、その人ということで。首相がコロコロ変わるのが日本の文化だと思われても困るしねわーい(嬉しい顔)
posted by nara-nara at 09:33| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月26日

確定申告作業終わり!

昨日からちょこちょこやっていた、会社の確定申告作成をやっと先ほど終了。決算は12月末なので、いつもこのぐらいの時期に国と県と市から資料がどさっとくる。なんせ社員は私一人なので、あるときは掃除婦、あるときは翻訳者、あるときはコレポン係、そして今回は経理担当者…とキューティーハニー黒ハートも真っ青になるぐらいいろんなことをせざるを得ない。ほんとは税理士さんに頼めば済むことなんだろうけど、そのコストをかけるのがもったいないので、何とか自分でがんばっている。ただ、本人は一生懸命やっているつもりでも仕上がりはどうもイマイチのようで、これまで提出後には必ず、税務署から間違いを指摘する電話が入っていた。さて、今回はどうだろうか…とやや不安に思いつつ、間違ってたら「ごめんね」と言って直したら済むことだなと相変わらずテキトーな私である。

実は会社の手続きも自分でやった。
もちろんわからないことだらけだったけど、インターネットというのはほんとに素晴らしい。手続きの仕方が丁寧に説明されているサイトがあったり書類のダウンロードができたりと、特に誰かの助けを必要とすることなく、書類をすべて揃えることができた。そして、その書類は設立申請のときにホッチキス止めされるのだけど、気が付けばA4やらB5やらとサイズがバラバラだ。なんで?と聞くと、法務局の担当のオジサンいわく「作ったとこ(組織)が違うからサイズが違うんですわ」

確定申告も、国と県と市にバラバラに提出するので作成するときにムダがいっぱいある。もっと簡便にならないかなと面倒くさがりの私は思うのだけど、さっきの紙のサイズの例からすると、すっきりさわやかになるのにはまだまだ時間がかかりそうだ。インターネットみたいにどんどん先へ進んでいくデジタル技術と、じっと何かを守るようにたたずむアナログの世界と。私はその間で、わずかに出た利益の数字を見て微笑みわーい(嬉しい顔)、明日払いにいく税金の額にため息をついているもうやだ〜(悲しい顔)
posted by nara-nara at 14:26| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする