万葉集にも詠まれる奈良県・二上山のふもとで、翻訳の仕事にいそしんでいます。
大阪に出掛けて大学院生もしています(社会福祉専攻)。雑多な日々の生活で感じた
ことを、徒然なるままに、Ten thousand leaves 目指して綴ってまいりますので、
どうぞよろしくお付き合いください!

2016年07月04日

白状しちゃう相手

ちょっとご縁があって、元ケーサツの人とお話しする機会があった。
そしたら、刑事さんにも相手に白状させるのが上手な人と下手な人がいるとのこと。
じゃあ、どんな人が上手なんですか〜?と聞いたら
その理由はカツ丼でもなく、脅しでもなく、その人からにじみ出る安心感だと。
つまり、「この人なら話を聞いてくれるかも」と思えるような人であり、そう思わせるものは何かというと、その人のこれまでの経験であったり、知識であったりするんじゃないかということだった。

これはなかなか興味深い。
よくお人柄とかいうけど、そのお人柄は生来のものだけではなくて、いろんな経験を積んだり、知識を獲得するなど自己研さんして高められていく、つまり、お人柄も自分の努力で向上させられるってことですから。

私のお人柄は、少しぐらいマシになってきているのか、それとも磨きをかけて悪くなってきているのか。
さて、誰か白状させてみよっかな

posted by nara-nara at 22:07| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月24日

そもそもの目的

トンデモ都知事の影響で、都議会がリオの視察を中止したとのこと。
理由は報道によると、「世論に配慮して」

うーん、わからん

そもそもなんで視察をしようと思ってたん
次の開催国として、いろいろ学んでそれを活かそうと思ったんじゃないの
ホテル代が高騰しているからって、そんなんわかってたやん!!
いままで何回オリンピックしてるん

とまあ、これは多くの人が思っていることで今更なんだけど、都議会に限らず何らかの組織に属していると、いろんな人の顔を見ている間に、そもそも何がしたかったのかがわからなくなることが結構よくある。本来の目的とどんどんずれていったりする。

その対策としては、とってもベタなんだけど、文章にして紙に書いておくのがいいんじゃないかと思う。【目的】【意義】【現在までの到達点】【達成方法】【今後の課題】みたいな感じで。そして、絶えず検証して、ずれてきたなと思ったら軌道修正をかけるか、そもそもの設定が不適切だったとわかれば、間違ってましたと軽く一言添えて、理由とともに修正案を提示するみたいな。これってまさしく、いま私が大学院で研究を進めていくプロセスにそっくりなんだけどね。

なかには、自腹で現地視察に行こうとしている議員さんもいるみたい。
この人は視察に行く理由を、どっかにしっかり書いているのかも



posted by nara-nara at 08:44| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月18日

なんのために働くか

6月15日付毎日新聞 水説「スイスからの問い」より

すべての国民が生活に困らないだけの一定額を受け取るbasic income(最低限所得保障)の是非を問う国民投票がスイスで実施された。一定額というのは、この場合大人で月約27万円、子どもは約7万円で、文字通り生活には困らなそうな額だ。

結局は76.9%の人がNoと言って否決された(投票率は23.1%で低めだった)のだけど、こういうテーマを机上に乗せたことで、少なくともヨーロッパではいろんな議論を巻き起こしているようだ。その一つが、

所得保障がされると、人は働かなくなるのか。

この質問を日本でしたら、えらい感情論になりそうだ
生活保護バッシングの嵐がすぐに吹き荒れることを考えると、「当たり前だろ」の怒号が聞こえてきそうだ。

でもでも、このコラムにも書いてあったけど、とりあえず生活の心配がないのであれば、人は自分の力を他の人や社会のために使えるんじゃないだろうか。自分の生活で精一杯です!じゃなくて、どうやったら人のため、社会のためになれるんだろうということを考える余裕が出てくるんじゃないのかな。

誰かが適職と天職の違いについて話していた。
人は生きていく分だけは稼がないといけないのだけど、それについては自分の得意とするところを仕事とするのが効率的で、それが適職。天職というのは、給料がどうとかは一切関係なく、自分が楽しいと思えること、それが人の役に立っていると思えるような仕事のことだと。これって私も賛成で、この2つのバランスがうまく取れるような人生って最高だなと思ってる。

国民投票は圧倒的な差で否決されたけど、これを議論できるスイスは、やっぱり成熟した社会なのかな・・・と、議論の余地がなさそうな日本国民として思った。

posted by nara-nara at 08:39| 奈良 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月12日

真田丸展@阪急梅田

土曜日のダンスレッスンの帰りに阪急うめだに寄ったら、真田丸展やっていました。
まさしく老若男女が集っていて、みんな楽しんでました。

これはおそらく昌幸の甲冑で。。。

甲冑.jpg

これがかなりヘンなお姫様!

Aumehime.jpg

ガラケーで撮る写真はちっちゃいなあ。。。

入場料は無料(開催は20日まで)だし、毎週テレビを観られているかたは楽しめると思います


ディオールのミニチュア展もやってます。
posted by nara-nara at 20:21| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 関西のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月01日

オバマ大統領広島演説

先週末の27日(金)にオバマ大統領が広島を訪問、スピーチをされたのだが、複数の人から「あれを聞いて、どう思った?」と聞かれた。私が翻訳の仕事をしているので、英語がわかる人はどう感じるの?ということだったらしい。私がまず感じたのは、「なんて詩的なんだろう!」と思ったのと、「アベチャンでは無理だな」ということ。スピーチの始まりは次の通り。

Seventy-one years ago on a bright, cloudless morning, death fell from the sky and the world was changed. A flash of light and a wall of fire destroyed a city, and demonstrated that mankind possessed the means to destroy itself.

新聞の訳では「晴天の朝、空から死が降ってきて世界が変わりました」となっていたけど(そしてそれは正しいけど)、英語にはまず、bright, cloudless morningというように、雲一つない明るい朝という情景が目に浮かんできて、そして、death fell from the skyと、まさしくそんな美しい空から、死が落ちてくる・・・というような、文学作品みたいな書き出し(言い出し)になっている。

そのあともずっと、ある種の哲学みたいなものが続く。逆に言うと、具体的に何をどうするといったことはない(また、謝罪する/しないといった次元とは異なる文章が続く)。これを不満と思う人もいるだろうけど、私の周囲や報道では、好意的に取られたようだ。

やっぱり、美しい言葉は、人の心を打つのだと思う。音楽みたいに。
そして、美しい言葉を述べたいのだったら、それを持っていないといけないということだし、もっと言うと、その美しい言葉がしっくりくるような立ち振る舞いをしていないと、その言葉がウソに聞こえてしまうのだろう。

今日はそういえば、わが国ではウンザリするようなスピーチが、どっかの議会であったなあ
品格っていうのは、どうやったら備えられるのかなあ。なんか日本の政治家、カッコワルイ。




posted by nara-nara at 22:26| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 世界のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月25日

市役所見学

小3の娘が、昨日市役所見学に行った。
前から楽しみにしていて、授業でどんな準備をしているのかとか、うるさいぐらいにベラベラと報告してくれていた。

そして帰宅後、彼女の報告によると、一番印象に残ったのは市議会で、思っていたよりもりっぱな施設だったらしい。子どもからの質問する場があり、彼女がした質問は、

「議員さんが一人休んだら、議会はどうなるんですか」

そしたら返ってきた答えが、

「一人ぐらいだったらいい」

だったらしい(←本人いわくなので、実際にそうだったかは不明)

「じゃあ、何人だとダメなの?」と母が娘に問うと、

「それはわからない」とのことだった。


たぶん、回答してくださった方は、「1名の欠席であれば議会は成立する」というのを、子ども向けに教えてくださったのだと思うけど、彼女は「一人ぐらいだったら大したことがない」ととらえたらしい
これってなんか、「1万円を盗むのは問題だけど、道に落ちていた10円をそのままポケットに入れるのは大したことない」みたいにも私には聞こえてしまったので、ちょっと私なりに訂正しておいた。

子どもって、大人が思っている以上にいろいろと考えていたり、理解していたりする。
なので、子ども扱いしないことを自分でも心がけている。

りっぱな議会をみて、議員さんの役割はとても大切なんだろうと彼女なりに感じ、そしたら一人休んでしまったらどうなるんだろう、というのが彼女のそもそもの発想。そしたら、「一人ぐらいはいい」と言われて、若干気落ちしていたみたいで

ちゃんと説明をして、訂正しておきました。



posted by nara-nara at 09:48| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月17日

病院キライ

今日は友人のお見舞いに。

病院というところ、あんまり行くことはないけど、やっぱり苦手だな。
パイプのベッドもイヤだし、白い四角い部屋もイヤ。

おばあちゃんの最後のときも、どうしても居られなくなって私は逃げてしまった。

今回は逃げないけどね。
後悔したくないからね。

posted by nara-nara at 18:35| 奈良 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 今日のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月08日

努力の時間

本日をもってGWは終わり
5/3は地元の体育館で社交ダンスの競技会があり、娘も張り切って参加したのだけど、ジュブナイルラテン、ジュニアラテン、ジュニアスタンダードと出場したところ、6組中5位か6位という、いつも通りの最下位争いに参加して終了した

やる気はどんどん出てきたのだけど、結果がついて来ず、そして、それなりに何年もやっているのにということで、先生に、

「もうそろそろ最下位ばっかりは飽きてきたんですけど〜。もうちょっと上を目指したいんですけど〜

というと、

「そうですね。今回勝った子たちは、週に3、4回は練習していますからね」

とのこと。

そうなんだよね。ウチはたかが週1回1時間程度練習しているだけで、上位の子たちってほとんど毎日練習しているんだよね。それも週末は終日とか。だから、仮に毎日1時間だけでも練習している子と比べると、週に6時間、月に24時間、1年では288時間の差が出てくるわけだから、いつまで経っても上位にはなれないんだよね

まあ、どの分野でもいえることだけど、勝ちたかったら努力する時間を増やせってこと。
娘がやりたいって言いだしたら、付き合う心の準備だけはしとこうかな〜。



posted by nara-nara at 16:50| 奈良 | Comment(2) | TrackBack(0) | 子育てのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月29日

くやし涙

昨日、娘がくもんで英語の教材終了テストを受けたのだけど、「テストあかんかった」と言って泣いて帰ってきた

「そんなんテスト勉強してないのに、不合格は当たり前と違うん!?なんで泣いてるん?」と言うと、

「くやしい」とのこと。

もっとちっちゃいときは、合格かどうかなんて気にしていないというか、そもそも簡単なことをしているので、不合格にはならないという感じだったのだけど、最近はテストが不合格になると泣くようになった。それはそれで「成長しているな〜」とか、日々様々なことが起こるので、いちいち落ち込んでられない大人としては、「こういうことで涙を流せるあの頃のピュアな私に戻りたい」と思ったりもするのだけど、彼女へのエールのつもりで、

「くやしいっていうのは、一生懸命頑張った人が使うことばだよ。あやかはテスト勉強していなかったよね」と言った。(でも宿題はちゃんとやっていた)

私は鬼母か!?

と思わないでもないけど、これからいろんなチャレンジが待っているのだから、これぐらいでいいだろうではなくて、少しだけ多めの努力をして、それでダメだったら存分にくやし涙を流してほしいなと思う。そのほうが、涙の純度が上がるような気がする。

でも、まずは親が見本を見せないといけないかな。ガンバロウ


posted by nara-nara at 11:07| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育てのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月24日

妊産婦の自殺(毎日新聞)

私の大学院の研究テーマは、「社会的ハイリスク妊婦のためのケアシステムモデル構築」。
「社会的ハイリスク妊婦」というのは、私の研究では貧困や家庭不和などの社会的不利を抱えた妊婦さんとしていて、彼女たちをケアするには、どういうシステムがいいのかというモデル構築を目標にしている。

なので、下記の記事のように妊婦さんが自らの命を絶ってしまうというのは、何としても避けたい最悪パターン。どんなケアがあったら、彼女たちを救えたのだろう。

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<妊産婦自殺>10年で63人…東京23区 産後うつ影響か
毎日新聞 4月24日(日)2時30分配信  サイトはこちら

 自殺で亡くなった妊産婦が東京23区で2005〜14年の10年間に計63人に上ることが、東京都監察医務院などの調査で分かった。妊産婦の自殺数についての本格的な調査結果が明らかになるのは初めて。出産数に占める割合は10万人あたり8.5人となり、出血などによる妊産婦死亡率の約2倍に上る。妊娠・出産期の死因として自殺が最も多いことになり、メンタルケアの充実などが急がれる。【阿部周一】

 日本産科婦人科学会などの調査依頼に基づき、同院と順天堂大の竹田省教授(産婦人科学)が調査し、23日、都内であった同学会で報告した。23区の05〜14年の自殺者の記録を調べた結果、「妊娠中」の女性23人と「出産後1年未満」の女性40人の計63人が含まれていることが判明した。自殺の時期では、「妊娠2カ月」の12人、「出産後4カ月」の9人が多かった。

 「出産後1年未満」の6割に、うつ病や統合失調症などの精神疾患の通院歴があった。うち半数が産後半年ごろまでに発症するとされる「産後うつ」だった。また、「出産後1年未満」の4割、「妊娠中」の6割には精神疾患での通院歴はなかったが、中には育児に悩むものの受診を拒否していた人もいたという。

 05〜14年の23区内の出産数は計74万951人。都が集計した出産数10万人あたりの妊産婦死亡率は4.1人(05〜13年平均)で、自殺者は約2倍になる。

 同学会は来年改定する診療ガイドラインに、妊産婦の精神面をチェックし、産後うつになる危険性の高い女性を早期に見つける問診などの具体策を盛り込む方針。竹田教授は「自殺がこれほど多いとは驚きだ。全国的な数を把握し、自殺のリスクが高い女性を医療と行政が連携してフォローする必要がある」と提言した。

 ◇解説 精神面のケア充実を

 国内の妊産婦死亡率は、医療技術の進歩などで年々減少し、ここ10年は出産数10万人当たり3〜4人前後と、50年前の84人から大幅に低く、より安全な出産が可能になった。しかし、今回の東京都監察医務院などの調査で、これまで集計から漏れていた「自殺」を加えると、妊産婦の死亡率は拡大することになる。

 調査では、出産後に自殺した人の3分の1が産後うつだったことが分かった。産後うつは、ホルモンバランスの変化や育児の悩みなどから、国内で出産した女性の約10人に1人がなるとされる。また自殺した妊産婦の約半数が精神科の通院歴があった。妊娠中や出産後は社会から孤立しがちな上、胎児や母乳に影響する心配から薬の服用を中断して症状の悪化を招くケースが多いという。精神科と産婦人科が連携し薬の処方を調整するなど、適切なフォローがあれば救えた命があった可能性もある。

 最近では助産師や保健師が妊産婦の精神面の簡単な相談に応じられる体制が整いつつあり、専任職員付きの相談窓口を設置する自治体も増えている。妊産婦の自殺は、国内で年間3万人近くが自ら命を絶つ状況に比べれば少ないが、残された家族への影響は大きい。お産をより安心・安全にするため、メンタルケア充実が不可欠だ。【阿部周一】


posted by nara-nara at 10:00| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育てのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする